徒然釣れず連れ日記

吉田拓郎 「結婚しようよ」

あたしが初めてフォークギターで弾いた曲である。

中学２年の時だったかなぁ。

今は亡き 偉大なる大お婆ちゃんにせがんで買ってもらったＹＡＭＡＨＡのフォークギター。

今は亡き 暴君おやじにせがんだら





「ギターなんか買ったら三味線弾きになる」





暴君の意味不明の倫理感で許してもらえなかったが、それを見ていた偉大なる大お婆ちゃん

きゃわゆい孫のために暴君に内緒で一緒に日本楽器へ行ってくれた。



ギターに付属していた教則本の中に 「結婚しようよ」 があったのだ。

ところが、この曲には高いハードルが待ち受けていた。

初心者が最も苦手とする 「Ｆ」 のコード。

初心者にはかなりキツイ。

弦を押えているうちに 人差し指がピクピク痙攣し始める。

超人ハルク並の握力が無ければこのコードは押える事はできない。

しかし、誰もが血の滲む努力の末 「Ｆ」を克服し、立派な三味線弾き・・・もとい、立派なギタリストになったのだ！


「Ｆ」が押えられずにギターを断念した人間は 人生の落伍者と言っても過言ではない。



本日の格言



「Ｆ」を制する者は人生を制する





これ名盤だと思ってるんだけど。






ちなみにあたしゃ未だにＦを端折って弾く事がある。
勿論 人生を制する事はできていない。
願わくば 天寿をまっとうして、腹上死・・・もとい、畳の上で死にたいものです。

人間なんて らら～ら～らららら～ら～